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舞妓の茶本舗は、玉露の産地で有名な京田辺市に店を構えます
京都府京田辺市普賢寺上大門2-1
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文章作成:2006年11月
日本茶や中国茶などのアジアンティーに世界中の人々から熱いまなざしが注がれています。
そんな中、舞妓の茶本舗の田宮正康が、2006年10月、イタリア・フランス・イギリスに渡り、日本茶事情の視察と普及活動を行いました。その様子を、ご紹介させていただきます。


いま欧米諸国では日本茶や中国茶といった、いわゆるアジアンティーがブームになっています。実はこの「チャ」ブーム、16世紀末から17世紀初頭の大航海時代以来、欧米において何回も繰り返し起こっているのです。当時、オランダ東インド会社の船は絹や香料とともにヨーロッパに日本茶をもたらし、高価なものであった「チャ」は貴族の間で東洋の不思議な飲み物として珍重されました。さらに幕末期には、日本の開港によってアメリカに多量の茶が輸出されるようになりました。意外なようですが、開港以来、日本茶の最大の市場はアメリカで、そのころ「ティー」といえば緑茶のことを指し、砂糖やミルクを入れて飲まれていたといいます。

しかしその日本茶も次第にコーヒーにとって代わられ、いまやアメリカといえばコーヒーといわれるほど定着した飲み物となりましたが、ここ数年前から再びアメリカ人は、日本茶に熱い目を注ぎ始めたのです。

ニューヨークでは、日本でもお馴染みのスターバックスが抹茶を使ったメニューを大々的に売り出していますし、高級レストランでは食後の飲み物に日本茶が加えられています。ドリンクメニューにも煎茶・抹茶・玄米茶やほうじ茶などが用意され、多くのニューヨーカーがこの日本茶をオーダーするそうです。また、フランスに本店がある三ツ星フレンチレストランでも同様で、シカゴのスーパーマーケットでは日本茶コーナーの方が紅茶コーナーをしのぐ広い売り場となっています。

アメリカにおける日本茶ブームは同国の健康志向の高まりとともに、ニューヨークを中心に大きなブームが巻き起こっています。ニューヨークの高級レストランで供されている日本茶は舞妓の茶本舗が謹製したお茶ですが、おいしいお茶の味を知っていただくためにも、吟味を重ねた茶葉を使っていただいています。

ニューヨークで、舞妓の茶本舗のお茶が飲めるレストラン「MEGU」




イギリス「ドラゴンフライティー」会長と工房にて

イギリスロイヤルバンケットハウス簡易茶室にて

ロココ社作成の舞妓の茶本舗の抹茶を使ったチョコート1

とっても美味! 抹茶チョコレート2(非売品)


さて、ヨーロッパですが、お茶といえばイギリスの紅茶。ティーポットにリーフを入れ、アフタヌーンティーなど優雅にお茶を楽しむイギリス人を想像しますが、あにはからんや最近は紅茶の需要が激減した上に、その90%がティーバッグで、多くの家庭でティーポットを必要としないという状況にあります。日本においても急須のない家庭が多くなり、お茶といえばもっぱらペットボトルを愛飲している人が多く、当事者としては功罪相半ばして、複雑な思いをしています。

とはいえ、長い歴史をもつヨーロッパ諸国では、文化の点では日本と相通じる部分があります。お茶そのものも含め、器やもてなしの心などのモノやココロの文化を大切にするという精神が残っています。先日イギリス国内のこうした状況を憂慮する某英国茶販売会社の会長に知り合う機会を得、茶の文化を復興させようと意気投合。イギリス国内でも日本茶の販売を行っていただく予定となりました。

今回の渡欧でロンドンでは、10月8日にロイヤルバンケットハウスホワイトホールにて行われました、文化庁後援事業「セイビアW」のレセプションにて招待客に玉露の接待と玉露のカクテルの試飲・簡易茶室を設え、お抹茶を振舞いました。英国人も緑茶に対する関心は強く、ワインやビールよりも大勢の方に玉露を指名いただきました。また、ロンドンの有名チョコレート会社「ロココチョコレート」と舞妓の茶本舗の抹茶が、当日限定でコラボレーション。ネオジャパネスクのチョコレートとして販売されました。(上記写真)

イギリス・ドラゴンフライティー




フィレンツェ・ジアーニ副市長にあい茶揃をプレゼント

フィレンツェ・ピッティ宮殿 あい茶会



10月12日にイタリア・フィレンツェで「ネオ・ジャパネスク」をテーマに、我が国の伝統文化を現代の生活スタイルに合わせた形で紹介するイベントを開催しました。その会場となったピッティ宮殿のパティオで「あい茶会」と銘打ったティーセレモニーが催されました。ここでは弊社の「あい茶揃」という、野点の携帯茶器セットを使用し、伝統の茶道とはひと味違う、カジュアルなセンスのパフォーマンスで、新しいスタイルの日本の茶文化を紹介。日本茶そのもののおいしさを味わっていただきました。

ピッティ宮殿の博物館では、ネオジャパネスク展が行われ「あい茶揃」も展示されました。

また現地でコーディネートしていただいております、臼井和子さん(あい茶マダム Kazuko)に、お力をお借りし、フィレンツェNo.1カフェの「RIVOLE」にて、ネオジャパネスクカクテルのメニュー化に成功。2種類の抹茶カクテルが現在も人気メニューとして楽しまれております。もちろん抹茶は、舞妓の茶本舗の抹茶です。
ぜひイタリア・フィレンツェにお立寄りの際は、カフェ「RIVOLE」にお立寄りください。

イタリア・フィレンツェのあい茶会の様子が、テレビで放映されました。(2007.01.02 BSアサヒ 2時間特別番組)



パリ「CCC116」での日本茶教室 その1

パリ「CCC116」での日本茶教室 その2

次いでフランスに渡り、パリの日本茶愛好者の育成とつどいの会「Club de the vert」を開催。日本茶に関心のあるパリジャンやパリジェンヌに日本茶の簡単な紹介やおいしいお茶の淹れかたなどのレクチャーを行いました。フランスはいま日本ブームで、日本茶の需要も急増しています。そのため台湾の企業と共同企画で日本茶と中国茶のセットを販売する計画が進み、近日中に販売になる予定です。パリの高級カフェには紅茶がおかれ、人々はその味わいを楽しんでいますが、日本茶がそれに取って代われるよう、意欲的に活動を続けています。

いま、日本茶は世界的なブームとなっています。このブームを根付かせるためには、それぞれの国の文化やその国の生活習慣、そしてマーケットの状況を的確に捉え、その国の人々にマッチしたものを提供していかなければいけません。健康志向の強いアメリカ、家庭からティーポットが消えたイギリス、もの作りの精神がいまも残るイタリア、そして味わいにことさらこだわるフランス・・・などに、ほんとうに喜ばれるものをいかに提供していくかが課題。

したがって、旧態の日本茶にこだわることなく、新しいスタイルのお茶の飲み方を、世界の人々に提案していきたいと考えています。ただし、その本源は高品質で、おいしい日本茶であること。この基本を守ることは言うに及びません。こうした活動こそが「不易流行」の精神。変えてはいけないものと変わるべきもの、その見極めが求められます。

フランスでのお茶の淹れかたのレクチャーの様子





私たちが行っているこうした日本茶の普及活動は、民間の小規模な普及・啓蒙活動でしかありません。いまや日本茶は世界の主要国で販売されていますが、中国茶や紅茶より、いっそう「生もの」に近い日本茶は、保存方法や取り扱い方が重要な鍵を握っていますが、外国の人々にはあまり理解されていない面もあり、何年もたった粗悪なお茶が販売されている場面をよく目にします。私たちの活動は、日本茶の取り扱いから方から飲み方までを理解してもらうところから始めなければなりませんが、私たちが本来の普及目的とするところは、「和」を尊ぶ日本の精神。お茶を通じて人と人が和み合う文化まで普及できればと願っています。



 今回の渡欧の写真など
  舞妓の茶本舗では日本国内はもちろん海外でも、日本茶の良さを発信できればと考えております。


フランスの方も茶せんを持って、お抹茶を味わう

台湾の企業との共同企画の日本茶と、中国茶
フランスの某有名デパートにて販売予定

イタリア・フィレンツェ ピッティ宮殿


松下電器のネオジャパネスク・プラズマテレビと一緒に展示された
「あい茶揃(写真 右下)」ピッティ宮殿にて


表博耀氏が点てるあい茶揃 ピッティ宮殿にて

ピッティ宮殿・カザッサ館長にあい茶揃の大茶碗をプレゼント
ピッティ宮殿の宝物に展示いただくことになりました

あい茶会の設え1

あい茶会の設え2

あい茶会のスタッフ

お世話になった臼井さん あい茶マダム Kazuko

フェラガモ・ジュニアにあい茶碗をプレゼント

抹茶カクテルの飲める有名カフェ「RIVOLE」

「RIVOLE」で飲める、抹茶カクテル

抹茶カクテルで乾杯








 
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